第14話:負の遺産

作:荒神さん


-From 11-
荒神「昨日はたのしかった〜先生☆今日は、どこに行く?」
荒神「やっぱり私はぁ、せんせいの故郷にいきたいなぁ・・ねぇ話を聴いてるの?」

しゃんぴっ は、真剣な眼差しで空をみつめていた。
奥さんになんて言い訳すればいいのか・・・
峠の道端に女子高校生が倒れていから保護するしたというべきか?これでは、いかにも誤魔化したようにきこえるなぁ〜あぁどうしよう?
桜花「うぐぅせんせい聴いてる?」
しゃんぴっ「あぁ聴いてるよ・・・故郷に行きたいだろう?」
荒神「うん♪」
しゃんぴっ「あと少しでつくからなぁ」
桜花「「うん♪ファイト」
ふぅ・・ばれていないみたいだなぁ。この先生は、相当の馬鹿だなぁ・・・実はこの桜花いや、荒神さまは、お・と・こだっていうことを。まだまだこいつで暇潰しができる♪・・・あぁいけね。長年、女に化けていたから女の仕草がでてきている。あぶねぇ。
しゃんぴっ「ほ〜ら見えたぞ!ここが私の故郷カノンだ」
桜花「え!せんせい・・・」
しゃんぴっ「街が燃えている・・私の家までも・・・さくら聞こえるだろう悪魔のような声が・・」
桜花「え!先生大丈夫?せんせー」
しゃんぴっは、手が震えていた。目じりからは、業火の炎のよな紅い涙がポロリ・・ポロリ落ちていた。くそぉ人がビバ☆不倫修学旅行に行ってい間、何がおきたんだぁ!おぉ神よ。私が何をしたというのですか?震える手を強く握り締めた。彼は、何度も何度も大地に拳を叩きつけた。
桜花「お願いだからしっかりしてー」
桜花は、しゃんぴっに抱きついた。しかし、彼の手は、ボロボロになっていた。
しゃんぴっ「・・・・」
桜花は、耳元でつぶやいた。
桜花「せんせい・・・」
しゃんぴっ「・・・・・」
桜花「そこで泣かないで・・・お願いだから私の心の中でないて。」
「もう観たくないの運動会で負けたときのような先生の姿・・・もう観たくないの」
しゃんぴっ「・・・・・」
無言で桜花をだきしめた。
天は、彼らの姿を観たのだろう。
温かい雨が降り始めた。
まるでお母さんの温もりのようだった。
彼女の心なかでしゃんぴっは、うずくまっていた。
これから私たちは、どうすればいいのだろう?
帰る場所をなくした私・・・・
私は、彼女を守ることはできるだろうか?
この手に力さえあれば・・・


















「うわ〜せんせぇ〜あんな所に屍雲がうかんでいるよぉ☆」
しゃんぴっは、。
故郷のカノンだった。



「だからさぁ今、修学旅行中だよ」
「うんうん・・えぇまた女子高生に手をだしてるだろ」
「あぁぁ〜」

-To モモドスの憂鬱-
-To 夢-

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