作:ラグさん
ラグーン&ニルス:オルア・・・・・・?
オルア:久しぶりだね、兄貴達
ニルス:お前がこんな所で何やってんだよ!
ニルスは怒ったような顔をしていたが、彼の目からは涙が溢れていた
ラグーン:オルア!
ラグーンは涙を流しながら、オルアの方に走っていった、が
オルア:俺に近づくな
彼が両手に持っていた日本の短刀を彼の首と心臓に当てた
ラグーン:オルア・・・?
オルア:「兄貴よぉ、俺はな、ラグナが俺を捕まえた後、惨めにも奴に抵抗したんだ。しかし、力の差は激しかった。奴は俺の攻撃を軽々とかわし、俺の動きを止めて、奴の剣を俺の心臓へ当てた。その時俺は気づいたんだ、彼なら俺の夢をかなえられるかも知れない、俺が世界で最強の存在になる、と言う夢を・・・」
オルアが喋っている間に、ニルス、みゃあ♪、アリアはそれぞれの武器を構え、攻撃態勢に入った
オルア:兄貴達よぉ・・・この弱弱しい友達は誰かな?
アリア:黙るんだ!ラグーンを放せ!
オルア:ん・・・、あんたがその武器をこっちへよこせば解放するかもな・・・
アリア:そんな騙しに僕は乗らない!
オルア:そうか、ならば力づくでも・・・クラング・・・
オルアが呪文を唱え終わろうとする寸前に、ラグーンはオルアの短刀を彼の首と心臓から払いのけ、後方へ動いて桜卍刀を構えた
オルア:ラグーン兄貴?お前までも俺に逆らうと言うのかい?
ラグーン:五月蠅い!今のお前は昔のオルアじゃない!
オルア:それはそうだろう・・・あれから何年経ってると思ってるんだ?
ラグーン:そうじゃないんだよ・・・オルア、君は根っこから・・・変わってしまったんだよ・・・
ラグーンの目から一粒の涙が落ち、頬を流れた
オルアは黙りこくった
沈黙の時間が訪れた
この雰囲気の中では誰も言葉を放つことが出来なかった
その時、彼が耳に付けていた黒い羽から声が聞こえた
ラグナ:オルア?何をしている?さっさと殺せ!
その一言で彼は彼の今の本章を取り戻した
オルア:言われなくても分かっている・・・こんな奴らに俺が負けるわけは無い・・・すぐに終わる
ラグナ:なら良い、私はマルコの仕事ぶりを見てくるぞ
オルア:了解・・・
オルアはもう一度短刀を構え、言葉を放った
オルア:ラグーン、今の俺は昔とは違う、俺は、俺の良心を捨てた、それによって俺は、世界最強の存在となったんだ、もう後には戻れない・・・だから此処で、俺の過去を象徴するお前達を殺る・・・
彼の最後の言葉はこれだった、その後オルアはアリアに向かって突っ込んでいった
オルア:(ラグーン兄貴はものすごい魔力を持ってる、強力な武器も持ってしまったから彼は一番最後に殺る、ニルス兄貴は動きが早いから攻撃すら当たらないだろう、あのネコミミには凄い魔力を感じる。だがアリアとやらには巨大な魔力があるようだが、それをしっかりコントロールできてない、奴を最初に殺ったほうが後がらくだ・・)
オルアはアリアに二本の短刀を振り下ろす、アリアはそれを輝く双剣で受け止めた
オルア:(なっ・・・これはライトクリスタル・・・?)
アリアは二本の短刀を簡単に払いのけ、今度はアリアがオルアに攻撃する
オルア:くそっ・・・
アリア:みゃあ♪!彼の動きを止めるんだ!
みゃあ♪:分かった!
みゃあ♪は呪文を唱え始めた
みゃあ♪:・・・・・コウトスパイラル!
突然みゃあ♪の真上に巨大な鉄の輪が出現する、鉄の輪は半分に割れてまっすぐオルアへ飛んでくる
オルア:(まずいな・・・でも!)
オルアは宙へ飛んで鉄の輪をかわし、その後ろで鉄の輪につかまりそうになったアリアは双剣で鉄の輪を切り裂いた
アリア:みゃあ♪!追撃だ!
みゃあ♪:分かったよ!クロー!
みゃあ♪が猫の手をオルアの目の前に出現させ、オルアを引っかこうとする、しかしオルアの短刀の前には無意味だった
手はすぐにオルアによって切り裂かれてしまった、それと同時にみゃあ♪がよろける、ラグーンはそれを受け止めた
ラグーン:大丈夫かい?
みゃあ♪:はい・・・
みゃあ♪の顔が少し赤くなったが、ラグーンはそんなことには気づかずに、彼女を立たせてオルアに突撃していった
ラグーン:オルア、悪いけど君のような悪の存在を許すわけには行かないんだ!
ラグーンは納めていた桜卍刀を抜き、振りかぶって叫ぶ
ラグーン:卍解!真・卍斬刀よ!悪を切り裂け―――
刀が形を変え、とてつもないオーラを放つ、その刀をラグーンはオルアに振り落とした―――が
オルア:甘いんだよ兄貴!
オルアは二本の短刀でそれを簡単に受け止め、刀を払いのけてラグーンの肩に向かって刀を振りかぶった
ラグーン:な・・・
ラグーンは辛うじてかわしたが、体勢を崩してすぐそこに在った木に突っ込んでしまった
みゃあ♪:ラグーンさん!
みゃあ♪はラグーンの方に走っていこうとする、がオルアが
みゃあ♪:そっちに行ったら斬るぞ!スケルトンバリア!
と脅した、その脅しも恐れずにみゃあ♪はラグーンの方へ向かう、が何かがみゃあ♪を制した
みゃあ♪:なんで。。。?
もう一度みゃあ♪はラグーンの方へ走っていく、がまた謎の何かが彼の行動を制した
オルア:ははは!馬鹿目が!見えないバリアを張ったのが分からないか?ラグーンは奴と俺しか通ることの出来ないバリアで囲まれたんだよ!
みゃあ♪:くっ・・・
ラグーンが起きあがった、彼はよろよろと立ち上がり刀をもう一度構える
オルア:その状態で俺に立ち向かおうって言うのかい?馬鹿目が!今度はお前の心臓を貫いてやる!
オルアが短刀を構えラグーンへと突っ込む
その時事は起こった・・・
ラグーン:黙れええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
彼の目の色が青くなり、彼の体から桜卍刀から放たれるオーラとは別の強い、聖なるオーラが放たれている
オルア:一体何が・・・?
ニルス:何が起こってるって言うんだ?
みゃあ♪:ラグーンさん・・・?
その時、突然ラグーンの背中から真っ白い、そして聖なるオーラを放つ翼が飛び出てきた
ニルス&オルア&みゃあ♪&アリア:な・・・・・・(にゃ・・・・・)
ラグーン:オルア・・・・・・・・お前が変わろうとしないのであれば・・・・俺はお前を殺る・・・・・・・・・・・
オルア:たわごとを!お前に俺を殺せるわけが・・・・
戯言を放っているのはオルアの方だった、ラグーンは一瞬でオルアの目の前まで移動し、オルアを吹き飛ばした
ラグーン:これでも・・・・戯言を放っていられるか?
オルア:くっ・・・
ラグナ:覚醒しろ
羽からラグナの声が聞こえた
オルア:なんだって?
ラグナ:この羽に祈りを捧げろ、全ての力を捧げろ、それがお前を変える
オルア:・・・・?
ラグナ:やれば分かる・・・
オルア:分かった・・・
オルアは突然短刀を投げ捨て、羽に祈りを捧げる
オルア:俺に、力を・・・・・・
彼は彼の全神経を羽に集中させた、すると突然羽が巨大な闇のオーラを放ち始めた
ラグナ:もうちょっとだ・・・もっと集中しろ!
オルア:俺を・・・・・変えてくれ!
その瞬間羽が漆黒のオーラをその辺に放った
オルアは突然宙に浮いた
ラグーン達は何が起こってるのかさっぱり理解できなかった
5分ほどして・・・オルアが地に落ちた
彼の背には漆黒の羽が付いていた、そして彼の手には漆黒の炎を纏った剣が在った
オルア:くっ・・・クックックックックッ・・・
オルアが突然笑い出した
恐ろしい笑いだった
オルア:これが俺の新しいカラダ・・・チカラ・・・・俺でも感じれるオーラ・・・・こいつは凄いぜ・・・・・これでテメェなんかには負けねぇよ、ラグーン。クックックッ・・・
ラグーン:戯言をほざくな
オルア:あぁん?俺に挑戦しようって言うのか?
ラグーン:当たり前だ、さっさと始めるぞ
オルア:挑んだことを後悔するなよ・・・
オルアとラグーンは天へと飛び立った、みゃあ♪達は彼らを見ることすら出来なくなった
みゃあ♪:ラグーンさん・・・負けないで
ラグーンが天に飛ぶ前最後に聞いた言葉は、これだった