作:ラグさん
夜が明けた・・・
ニルス:「おいラグーン!それにみゃあ♪さんも!何こんな所でぐっすりと眠ってるんですか!」
ラグーン&みゃあ♪:ん・・(にゃ)?
ラグーンは昨日どうやら夜遅くまでみゃあ♪と話し込んでしまって、いつの間にか二人とも眠っていたらしい・・・
アリア:「まったく・・・起きて見ればラグーンさんはベッドにいないし、なんかあったのかなと思ってみゃあ♪の部屋に行ったら部屋は空っぽだし・・・
何があったのかと思って外に出て探してみれば二人で木陰の下に寝てるし・・・
何があったのさ?」
ニルス:俺もお前の兄弟として気になるぞ・・・
ラグーン:ニルス、その顔は何だ?
ニルスはやけにいやらしそうにニヤニヤしていた・・・
ラグーン:「(ニルスめっ・・・いやらしいこと考えてやがる・・・)
別に何も無かったよ?夜中に寝られなくて、外に行ったら、みゃあ♪が居たから、二人でちょっと喋ってたらいつの間にか寝てたんだよ・・・」
ニルス:ほんとかなぁ〜?(ニヤッ)
ラグーン:ほんとだよ〜・・・だよなぁ?みゃあ♪?
みゃあ♪:そうですよぉ・・・別に何もありませんでした・・・
ニルス:そっかぁ・・・みゃあ♪さんが言うならそうなんだろうあなぁ・・・
ラグーン:(なっ、俺のことを信用してねぇ・・・)
みゃあ♪:そうですよぉ・・・
こんな冗談を交わしてられる余裕がある時間は彼らにとって短いと言うことに、その時誰も気づきはしなかった・・・
そこから700m近く離れている岩陰に、二つの人影があった
???:オルアよ・・・
オルア:なんだ?ラグナ
ラグナ:実兄達を殺す準備は出来ているか・・・?
オルア:何回繰り返せば分かる・・・奴らは俺の実兄じゃないと
ラグナ:真実はそうだろう・・・?
オルア:いや、違う・・・奴らと俺には血の繋がりが無い
ラグナ:なっ・・・・?
オルア:「俺は、ニコラスに拾われただけだ
20年近く前に、黒い翼を持った俺を奴は拾ったんだ・・・
俺の魔力は無いに等しかったらしい、が奴は、俺が堕天使であるという証である俺の黒い翼を封印した・・・
そして奴は俺に奴の30%の魔力を俺の体へ送り込んだ
それのほとんどは奴に必要なかった反射神経、身体能力、剣の扱いなどをつかさどる魔力だった
だから俺は機械よりも強くなることが出来たんだ・・・」
ラグナ:・・・なるほど・・・、難しい話だな
オルア:こんな話して悪かったな
ラグナ:いや、別にいいさ、それより奴らを早くしとめてくれ・・・
オルア:桜の木の件はどうするんだ?
ラグナ:それにはマルコが当たってる
オルア:なるほど、やつなら森一面を焼き払っちまうんじゃ?
ラグナ:まぁいいんじゃないか、木が焼ければあの刀は力を失うからな・・・
オルア:そうだな、なら少し時間を稼いでおいてやるから、マルコが焼き払い終わればサインをだしな、すぐにしとめる
ラグナ:了解だ・・・では遠隔操作、始めるぞ
オルア:了解
そう言い残し、オルアは岩陰から彼らの居る方へ向かっていった・・・
アリア:宿屋の小母様、どうもありがとうございました
そう言って一同は宿屋の小母様(?)に一礼した
小母様:いやいやぁ・・・私が貴方達にお礼したいぐらいなのに
久しぶりのお客様だったんだからw
そう言っておば様も彼ら(+彼女)に一礼した
ラグーン:ありがとうございました、では・・・失礼致しますね
小母様:気をつけて行くんだよ〜
宿屋を出ると、おば様がこちらに手を振ってそう叫んだ
みゃあ♪:小母様もお体にお気をつけて〜
みゃあ♪も彼女に向かって手を振った。
その時だった
宿屋が一瞬で、何の予兆も無く、吹き飛んでしまったのだ
みゃあ♪:小母様!
ニルス:くそ!一体なんだってんだ!
???:さぁ・・・なんだろうねぇ・・・兄貴よぉ・・・
ラグーン:この声は・・・オルア?
ラグーンが振り返ると、そこにはオルアが、二本の短刀を構え、彼らを懐かしきまなざしで見つめながら、立っていた・・・
ニルス&ラグーン:・・・オルア?