第5話:いろんな思惑【同盟】

作:最上さん


-From 4-
ドルフ帝國が出来てから5日後
最上「王国・アラニアが滅ぼされた?」
兵士「どうやら例の【闇の軍勢】が攻撃を仕掛けたようで・・・」
最上「【闇の軍勢】か厄介な相手だな・・・」
兵士「新兵器の『暗黒・覇龍砲』を使っても苦戦を強いられると思われます」
最上「いっその事同盟を組むか、闇といっても無駄な殺生は行いいていないようだな・・・」
兵士「こちらにも悪魔属の者が多く住んでおられます、協定を結ぶのが適作かと」
最上「そうだな、帝國機工兵団と暗黒魔属団の二つの部隊を使者として【闇の軍勢】に向かわせろ」
兵士「はい!!ただいま!!」
最上(雲行きがかなり怪しい、空が赤く染まっている)
兵士「手配して置きました、問題は無いかと・・・」
最上「手土産にこの前占領した光の軍勢の支部国、教国:アルメリアの土地を贈るとする。
あそこは魔力が大きく、闇の魔力も繁殖しやすい、気に入ってくれるだろう」

3日後
隊長A「手土産にアルメリアの地の権利書と暗黒・覇龍砲3機と帝國機工兵団の使用権利書を渡せとの事だ、絶対に紛失するな」
兵士「ハ!!」
悪魔「ケケケケケ」
兵士「どうした?」
悪魔「おもしろいからなぁ・・・ケケケケケケ」
兵士「黒龍をつれてきました」
隊長A「出発!!」

10日後
闇の軍勢、仮設要塞内
悪魔「ドルフ帝國より同盟の申し出が来ました!!」
悪魔「同盟の暁には、アルメリアの地と、黒龍数等、最新兵器の暗黒・覇龍砲、
帝國機工兵団の使用権利を送るとのことです」

空は静まり、大地はかすかに震えていた・・・

-To 策謀の刻-

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